あなたの次世代システムをプレミアムオーディオ付きの次世代に
ほぼ20年、EVGAは、システムの最適化動作のためのパワフルなマザーボード、信頼性と効率の高い電源供給器をはじめ、ベストの設定でゲームを楽しめる最強のグラフィックスカードを作り上げてきました。今回は、英国オーディオノート社と手を組んで、この情熱をEVGA NU Audioカードに傾け、最も没入できるサウンド体験を提供します。
英オーディオノート社製キャパシタ
英オーディオノート社製専用コンポーネント
英オーディオノート社製オーディオ用抵抗器
英オーディオノート社製造
英オーディオノート社は、30年以上にわたりハイエンドオーディオ事業に従事しており、幅広いアナログ、デジタルデバイスの製造で名を馳せています。同社の中心理念は、最高のオーディオ製品を作り上げるためには予算の制約も取り払い、しばしば特殊用途のためのカスタムメイドで、独自のコンポーネントを研究、設計、製作することです。この点を踏まえ、EVGAは同社と手を組み、オーディオ愛好家向けのデジタルおよびアナログコンポーネントを選定し、入念にNU Audioカードを作り上げました。
本物のサウンド
すべてを聞け
"「アーティストが望む方法で聞く音楽」"
というのは、オーディオ装置を表現する際のありふれたフレーズですが、NU Audio カードはもっとシンプルに、「あるがままの音」を聞きます。
真に迫るゲーミング
ゲームに不可欠の道具
オーディオノート社製であることは、ノイズフロアが低くなって害を探知しやすくなり、過渡応答と位相応答の改善により害のロケーション割出精度が向上することを意味します。ゲーマー向けのnahimic 3D Audioを搭載したNU Audioカードは、位置決めを改善するバーチャルサラウンド、音量の上下変動を抑えるスマートボリューム調整、および周囲のノイズ抑制という機能により、ゲーム中にゲーマーの声がきちんと届いていることがわかり、自信をもってプレーできます。
スタジオ・オーディオ愛好家クラス
きめ細かなチューニングを味わう楽しみ
映画、音楽制作、ポッドキャストからの録音、または単なるオーディオ鑑賞でも、デリケートなサウンド、感情のこもった台詞、パワフルな音を聞かせて、ややこしいメニューを操作することもなく、聞く人をハラハラ、ドキドキさせます。録音は最大384kHz、32bit、聞かせたいように話をすれば、あなた独自の声が吹き込めます。
RGBライティング
NU Audioカードは、音楽と周囲のムードの関係を進化させます。10モードのRGBを切り替えてお好みのカラーにセットできますし、また、4つのAudio Reactive ライティングオプションのいずれかを用いて、オーディオ装置でNU Audio カードライティングのトーンと色を設定できます。或いは、ダークな環境がお好みならば、RGBのスイッチを切ってください。
真新しいゲーミングとマルチメディアの体験
高音質回路は、徹頭徹尾の強さの追求というシンプルな前提に基づいています。チェーンの中に弱いリンクがひとつあるだけで、耳当たりのいい交響曲も不快な雑音に変わります。NU Audio カードは、DSDネイティブ対応の高性能デジタルセクション、クリーンでパワフルなアナログセクションから構成されています。このオーディオクオリティをゲーミングなどに応用すると、周囲の雑音と見えない敵としてのノイズの違いが、生死にかかわる問題に思えてきます。
デザイン全般
NU Audio カードは、アナログおよびデジタル回路のための独立したデュアル接地面をもつ高品質の銀および金メッキ多層基板を用いて組み立てられています。さらに、Nu Audioは見た目も魅力的で、目立たない外観、そして厳格なオーディオ愛好家のために無効化可能なRGBライティングを備えています。
電源設計
SATAコネクタがPSU、SMPSから直接入力された3.3Vおよび12Vを受け止め、+12 から +/-16.5vへ、そして +/-14.5V および +/-5Vへと変換します。入力電源は、+/-14.5V および +/-5VにおけるTI(テキサスインスツルメンツ)製低ノイズICを含む多段階整流にかけられます。最終段階で、ひとつはアナログに、もうひとつはデジタルにつないだデュアル接地面がノイズ転送を低減します。
電源設計(承前)キャパシタ:
オーディオノート社のスタンダードとして、ニチコン製固体電解コンデンサおよびパナソニック製FCキャパシタが、高性能のMLCCタイプで使われています。すべてのオーディオ回路において、電源レールにはオーディオノート社スタンダードのキャパシタを用い、多くの小型キャパシタが接地面に係わって+および―のレールのピン止めに使われる場所には、複数バイパスピン止め方式を採用しています。
USBベースのデジタル設計
USBベースのソリューション採用。USB Audio クラス2.0 は、HiFi および Pro Audio向けに開発された高水準なので、当社のASIO ドライバーまたはWASAPIを用いて、優良オーディオクオリティおよび低ラテンシーを実現するのに理想的だからです。ASMedia ASM1042 PCIe → USB ブリッジ:オンボードUSBの接続性を実現するため、信頼性と互換性の高いソリューション
USBベースのデジタル設計(承前)XMOS xCORE-200 USB ソリューション:
英国の半導体メーカーXMOS社は、ベストのUSBオーディオソリューションを製造できると広く認められており、ハイエンドオーディオおよび世界のオーディオメーカーに用いられています。低ラテンシーのASIO ドライバーは、EVGAがドイツThesycon社と提携して自社開発しました。xCORE-200内で実行されるGraphic EQ DSPがCPU周期の%stealを最小化します。 XMOS: https://www.xmos.com/developer/silicon/xcore200-usb
USBベースのデジタル設計: NDK NZ2520SDシリーズ 低ジッタークロック発振器
ひとつは多速度44.1kHz サンプル周波数向け、もうひとつは多速度48kHz向け。 A/Dコンバータ、D/Aコンバータに対して、高精度、低ジッターのオンカードクロック発振をもたらし、ジッターを抑制する非同期/イソクロナスの動作をサポートします。「ビットが肝心」とはよく言われますが、オーディオはリアルタイムの動的フレームなので、大事なのはビットのみならず、タイミング。ノイズやひずみをもたらす小さなタイミングの揺らぎがジッターであり、これはアナログの領域と単純に比較することはできません。
デジタル to アナログ(D/A)コンバータ
32 bit、123dB DNRシステム搭載D/AコンバータAKM AK4493は、サウンドクオリティを最優先しています。AKM “Velvet Sound”テクノロジー、およびシリコン、リードフレーム、チップ実装における最先端の素材が優れたサウンドコンバータの働きを見せます。CD(16 bits, 44.1kHz)からのすべてのサンプルレート、およびPCM、DSD256対応時に最大32bits、384kHzをサポートします。 AKM AK4493: https://www.xmos.com/developer/silicon/xcore200-usb
D/Aコンバータからライン出力へ
AK4493が低ノイズで歪みの少ない動作のためにバランスの取れた出力を提供し、この出力は、 TI LME49724 フル差動アンプ、Audio Note製 ¼W 抵抗器、Wima製高精度キャパシタによって形成されている、バランスがよく、常に最適なリニア位相ローパスフィルターに送られます。バランスの取れた信号は、交換可能なようにICソケットに組み込まれたADI AD8056 デュアルオペアンプ(サウンドクオリティ向けに厳選)(いわゆる“オペアンプローリング”)により形成されているラインに送られます。
ヘッドホン出力
ヘッドホンアンプは、交換可能なようにICソケットに組み込まれたADI OPA275 デュアルオペアンプ、および2個のTI LME49600 パワーアンプICによって形成されています。ヘッドホンアンプ出力は1/4インチジャックと合わさって、低インピーダンス、ひずみ削減、過渡応答性の改善を実現します。
ヘッドホン出力(承前)
DSDは1bit フォーマットであり、スタンダードなDSPによっては処理できません。しかし、Windowsの音量制御またはデジタル的に実行されるソフトウェアベースの音量制御は、いずれもDSPにより可能となります。DSDはよりよいサウンドクオリティを提供できますが、音量制御という点では疑問が残ります。DSDによるヘッドホンアンプを使えるようにするため、ソフトウェア制御によるアナログ式音量制御がMaxim DS1882 IC(様々なオーディオ装置でサウンドクオリティは立証済み)によって実行されます。音量制御を切り離すことで、ヘッドホンのインピーダンスおよび感度が異なる問題を克服できます。
ヘッドホン出力(承前)
1996 IEC 61938基準は、ヘッドホンアンプの出力インピーダンス120Ωを推奨しています。ここでは、ヘッドホンのパワーアンプは¼インチのジャックと直接組み合わさっており、特殊な回路設計により高周波を安定させるとともに、電流の上限を250mAとして、ジャックへの挿入時における瞬間的な短絡による損壊を抑制します。Nu Audioカードの出力インピーダンスはごくごくわずかなので、引き締まってクリアな低音、レアアース磁石にありがちな単調さが改善された音色をもたらします。
アナログ-to-デジタルコンバータ(ADC)
32-bit 121dB アナログ to デジタルコンバータAKM AK5572が、コンテンツをデジタルドメインに忠実に変換します。DACと同様に、このICは、AKM(旭化成エレクトロニクス)のVelvet Sound テクノロジー、およびハイパスおよびローパスフィルターを具備しています。 AK5572: https://www.akm.com/akm/en/product/datasheet1/?partno=AK5572EN
ライン入力
Nu Audioは、ユーザのPCとDAWがデータレートを取扱いできれば、384kHz録音が可能な、スタジオ並みのライン入力インターフェースを提供しています。TI OPA1652 デュアルオペアンプによる入力バッファがローパスフィルター、およびTI THS4551 フル差動アンプによるADCへのバランスドライブに送られます。
マイク入力
Nu Audioカードは、LineレベルまたはMicレベル信号のために設定された別の独立入力を備えており、ソフトウェアレベルにおける制御により、外付けのプリアンプなしで、幅広いレンジの音源との互換性を確保しています。マイク入力は、最大24-bit、192kHz、最大ダイナミックレンジ 103dBのCirrus Logic CS5346 ICを備えています。 CS5346: https://www.cirrus.com/products/cs5346/
細部へのこだわり
細部も疎かにしておらず、切替可能なオペアンプ、銅シールド、パッシブ放熱ヒートシンク、金メッキ基板、10モードRGB Audio Reactiveライティングなど、様々な出力/入力オプションも用意されており、いずれもEVGA NU Audio ソフトウェアによって管理可能です。
XMOS xCORE-200 DSP
交換可能なオペアンプ
パッシブ放熱ヒートシンク、銅シールド
Maxim社製ヘッドホンアンプアナログ音量独立制御
プレミアムオーディオには、シンプルなソフトウェアが似合います。
NU Audioソフトウェアは、ユーザーが使わない機能のクラッターを防止します。ソフトウェアを開くと同時に、音量とミュートが指先で簡単にコントロールでき、バーチャルサラウンドに代表されるデジタル処理オプションが画面底部にずらりと並びます。
P/N: 712-P1-AN01-KR
仕様:
- オーディオ DSP:
- XMOS xCORE-200
- DSD ネイティブ対応 (最大 x256)
- 出力コンフィギュレーション:
- 2 チャンネル(アナログ)
- 5.1 チャンネル(S/PDIF経由デジタル)
- ダイナミックレンジ(DNR) / SN比(SNR):
- 123dB(ステレオ再生)
- 121dB(Line-In 録音)
- 再生フォーマット:
- 最大 384kHz, 32bit(ステレオ)
- 最大 192kHz, 24bit(光出力)
- ヘッドホンアンプ:
- 16-600Ω(アナログ独立制御)
- 最大電圧:
- 8Vrms
- 最大電流:
- 250mA
- 録音フォーマット:
- 最大 384kHz, 32bit(Line-In)
- 最大 192kHz, 24bit(Mic-In)
- RGB ライティング:
- 10モードAudio Reactive ライティング
- I/O:
- ステレオ出力(RCA L/R)
- ヘッドホン出力(6.3mm)
- Line-In (3.5mm)
- Mic-In (3.5mm)
- 光出力(TOSLINK パススルー)
- フロントパネルヘッダ
- プレミアムコンポーネント:
- D/Aコンバータ – AKM AK4493
- A/Dコンバータ – AKM AK5572
- オペアンプ(ヘッドホン) – ADI OP275
- オペアンプ(Line Out) – ADI AD8056
- キャパシタ – WIMA、英オーディオノート、ニチコン
- レギュレータ – テキサスインスツルメンツ製TPS7A47 / TPS7A33 超低ノイズ電源ソリューション
- 交換可能オペアンプ:
- ヘッドホン、Line out
- インターフェース:
- PCIe x1 Gen2
- 電源コネクタ:
- 1x SATA 電源
- 対応 OS:
- Windows 10 (64-bit)